021年のファッショントレンドをまとめています。今回は使われている素材「テキスタイル」に注目して見ていきましょう。
パリ、ミラノなどのコレクションから、2021秋冬のファッショントレンドのキーワードが浮かび上がっています。どんなテキスタイルがコレクションで目立っていたのでしょうか。本格的なシーズンの前にチェックしておきましょう。
①ピッタリタイツスタイル
全身をタイツでおおうようなスタイルがコレクションで目立っていました。身体にフィットしているので、第二の肌のようだと「セカンドスキン」とも言われています。
全身を覆うようなスタイルはちょっと取り入れるのが難しいなと感じますが、このトレンドキーワードの流れから、足元を彩るタイツを見せるようなスタイリングが出てきそうです。タイツの柄も豊富に出てくるようです。キュビズム(立体的な模様、幾何柄)がトレンドになっていますが、タイツ柄でも取り入れられてきそうです。
②ニット
ニット製品がぐっと増えてきそうです。これはこの秋冬シーズンのひとつの特徴かもしれません。
あまりニットで作らないような「コート」や「ボトム」なども今シーズンはニット製品でもどんどん出てきそうです。もこもこした可愛らしさと、素朴な暖かみが感じられる、新しい秋冬のファッショントレンドです。
③キラキラ輝く、光沢
近未来の世界、宇宙服を表現したような、光沢感のある素材を多くのブランドがコレクションで提案していました。
ゴールドやシルバーのマントやセットアップ。また、スパンコールやビーズをちりばめた素材など、あらゆるキラキラがこの2021秋冬のファッションを飾っているようです。
閉塞感のあったこの2年のモヤモヤ感を吹き飛ばすような、輝く素材はコート、ジャケット、ボトム、ブーツ、バッグなど、あらゆるアイテムに取り込まれそうです。心が軽くなるような光沢感を、ぜひとも取り入れていきましょう。